【扇子】

扇子(せんす)とは、煽いで風を起こす道具のひとつであり、儀礼、芸能で用いられる。

もともとの使い道は、メモとして物を書きつける役割があった。

平安時代には、コミュニケーションの道具としても用いられ、日本古来の物語である『源氏物語』や多くの文学作品の中に、相手に和歌を詠み、花を載せて贈ったりしていたことが記されている。木の板を重ねたり、紙を折りたたんで製作する扇は、日本独自に発明されたものである。現代では、夏場の暑い日に使用したり、冠婚葬祭での伝統品となっている。

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