大丸用水は、東京稲城市を流れる農業用の用水です。その歴史は古く、古文書によると江戸時代初期(17世紀始め)頃に遡ると思われます。

その水は、多摩川から引いてきており、稲作や梨の育成に大切な役割を300年以上にわたり果たしてきました。稲城市内は勿論、隣まちの川崎市の一部まで毛細血管のように広がっています。

大丸用水①

大丸用水②現在では、農業用は勿論ですが、用水は観光用としてウォーキングやサイクリングに、大きな役割をはたしています。

用水脇の小径には、紫陽花の花など、季節ごとに美しい花が咲き、訪れる人を楽しませてくれます。

最寄り駅は、JR南武線南多摩駅、稲城長沼駅で、この間の距離約3㎞が見どころです。

分量橋公園また、南多摩駅にはヤッタ―ワン、稲城長沼駅には、ガンダム、シャア専用ザクというメカニックデザイナー大河原邦男氏の作品のモニュメントがあり、見どころとなっています。