南紀白浜温泉街から10kmほど南に行くと、現在も湯治の効能で有名な椿温泉があります。その地名・温泉名は、椿の木がいたるところに自生していたことで付けられたと伝えられています。
椿温泉は、昔、傷ついた白鷺が飛来し、痛めた足をこの湯で治療するのを見て普門寺の住職が「サギの湯」と名付け、以来、湯治場として親しまれてきました。
また、湯治の効能もさることながら、ほのかに優しい硫黄の香り、なめらかな泉質で肌がすべすべになる美肌効果も期待できる天然温泉です。
世界遺産熊野古道大辺路の途上にあり、いにしえより聖地熊野を訪れる多くの旅人の疲れも癒してきました。
また、道の駅「椿はなの湯」には、足湯も設置されており、ドライブ途中のリフレッシュなど、手軽に温泉を楽しむことができます。

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夏には海水浴場も開設され、遠浅で綺麗な海は家族連れに人気があります。
定番の白浜温泉街から少し離れた静かな環境で、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか。

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